医学科長あいさつ

医学科長 服部 登

医学を志す皆さんへ

 医学を志そうとされている皆さん、広島大学医学部医学科のホームページをご覧いただきありがとうございます。
 広島大学医学部医学科は昭和20年(1945年)2月に創設された広島県立医学専門学校に端を発しており、既に70年以上の歴史を有しております。ここを巣立った多くの卒業生が、国内外の医療、研究、行政の場で目覚しい活躍を遂げていることは私どもの大きな誇りでもあります。
 広島大学医学部医学科では、別掲するアドミッションポリシーに述べる人材を求めていますが、これはひとえに医学科のモットーである“広島から世界に広がる創造的な医学”を具現化できる人材を指しているものとも言えます。このような人材を求めつつ、このミッションを果たしうる医療人・医学者を育成するための教育環境が広島大学医学部医学科にはしっかりと整えられていることを私は明言いたします。
 さて、先人達の弛まない努力と社会全体の支えのおかげで、現在はまだ日本の医療及び医学研究のレベルは世界最高水準にあるといえます。しかしながら、日本自身が抱える構造的な諸問題(悪化する国家財政や高齢化し減少を続ける人口などなど)がその水準に暗雲をもたらしてきていることも事実です。今、医学を志している皆さんはこれから先人達が経験したことのない変革の時代を迎えることは間違いないでしょう。そのような時代であるからこそ、皆さんには先人達以上に医療人・医学者としての技能、モラル、社会性、人間性、国際性が求められるようになると思われます。広島大学医学部医学科では、教員が一体になって、この変革の時代に対応できるような医療人・医学者の育成にも取り組んでいく意を強くしております。
 最後になりましたが、本学で皆さんと充実した時間を共有し、医療人・医学者として共に成長できる機会に恵まれることを楽しみにしております。